SPECIAL

「池田彩オフィシャルウェブサイト限定特別企画」


池田彩が毎月、親しい方や仕事でお世話になっている方を迎えてお届けするスペシャル対談!
第七回は、東海ラジオで毎週金曜日深夜に放送されている「東海ラジオ ミッドナイトスペシャル Pani Crew x DOUBLE!TROUBLE!」でご一緒させていただいている、Pani Crewの佐々木洋平さんをお迎えしました。

池田彩・佐々木洋平

佐々木洋平
(以下、Y)
これに関しては進行してくれるんだよね?(笑)
バシッと仕切ってくれるんだよね?
池田彩
(以下、I)
いつもあんまり仕切らないです(笑)
最初は、わたしが学生のときに出た「きらきらアフロ」のイベントで会ってたんですよね。
Y
振りのレッスンが初めてやと思うけど。
「きらきらアフロ」の振付をしたのって、広いところでせんかったっけ?
I
んー。。。
Y
記憶ないんかい!
おれの方が覚えてるやん!
いつも「きらきらアフロのときにお世話になった」って言うの、あれうそ?
I
いやいや、本当です。
Y
大阪城ホールのときはいた?
I
いましたよ。
でもそのときは会ってないです。
振付を教えてもらうときに会って。
Y
そのときはかっさんが教えてたでしょ?
I
確か3人いました。洋平さんとなかやんさんと。
Y
あのときもかっさんが振付したことになってるんだけど、ほんとは俺やんな。
I
そうなんですか?誰が振付したとかは特に聞いてなかったです。
Y
みんなかっさんを推しててんな。
I
たぶん、一番仕切って教えてたからですよ。
じゃあ振付は全部洋平さんなんですか?
Y
そう、おれ。
あのときって、あくびちゃんダンスやったっけ?
俺が振付を考えて、それをかっさんに教えて、かっさんが作ったみたいな展開になって。
実は、俺が作った(笑)
で、その時はアヤメンとはたいした話もせずに終わり…
I
つぎ会ったときは私がC-ZONEだったときで、洋平さんは「回転ソバット」を組んでて、海の家のイベントで一緒になったんです。
Y
でも、そのときもそんなに印象ないねんな…
I
そのとき、「きらきらアフロ」で会いました、ってチラって挨拶させていただきましたよ。
Y
そのときもフワフワな感じやったんか(笑)
その後会ったのは、東海ラジオ?アスナル金山の。
あのときのイメージがめっちゃ強いねん。
I
そうなんですか?その時もC-ZONEで行って、挨拶しかしてへんと思いますけど。。
Y
あのときの、「いっこく堂のモノマネできます」って言われて、「どうせ大してできへんやろ」って思って。
そしたら意外とできたっていうイメージが強いねん。
マジでびっくりして「なんやねんコイツ、ちょっと教えてほしいやんけ」って思った記憶があんねんな。
I
そうなんです。意外とできるのでみんなびっくりするんです。
Y
でも曲のイメージは全然残ってないけどな(笑)
なんかわからんけど、C-ZONEってレースクイーンみたいなイメージしかないねん。衣裳が。
I
あぁ、あの赤いやつですよね?
Y
そう。そのあと白い衣裳になったよね?
I
そうですね、なりました。
Y
なんか、俺のほうが覚えてない?
I
わたし全然覚えてない…
「きらきらアフロ」のときも、アスナル金山のときも、パニクルーは全員じゃなかったですよね?
Y
そう、だいたい3人ぐらいちゃう?
I
え?もっといっぱいいましたよ。挨拶しましたよ。
Y
え?なんでいっぱいおったんやろ?それスタッフちゃう?
I
いや…全員メンバーだったと思うんですけど…
それから、いまラジオを一緒にやらせていただいて。
Y
そやな。なんか偶然が続いてるよな 。
I
そうなんです。「きらきらアフロ」のときも友だちに誘われて受けたオーディションで、たまたま受かって。
Y
そのときのビデオある?
I
ありますよ。ちょっとだけ、一瞬だけ映ってます。
Y
パニクルーも出演してるんやけど、登場のときに「バーンッ」っていう音でいっせいにリフトに乗って下から飛び出してくるはずなんやけど、タイミングが合わなくて、てんやわんやになった記憶があんねん。
で、もりちだけ重いから、みんな「バーンッ」て上がってくるのに、ひとりだけエレベーターみたいにゆっくり上がってきた(笑)
あれ、人が持ち上げるねんな。
他の人は2人で持ち上げるんだけど、もりちは3人体制やねん。
I
あれって人が上げるんですか(驚)


池田彩・佐々木洋平

Y
いまこうやって東海ラジオを一緒にやって、俺たちのイメージ変わらへんかった?
I
もともとパフォーマンスがコミカルじゃないですか?だから面白いイメージを持ってて、でもちゃんと存じておらず…
Y
そやな、いつもフワフワな感じやもんな。
I
ラジオは内容が内容じゃないですか?
Y
せやな。でもファンにも好評なんちゃう?
だって、池田彩ファンが俺のファンになるくらいなんだからさ。
俺の中ではすごいプラスになってるんやけどな。
どうなん?マイナス?
I
マイナスではないですよ。
名古屋でイベントしに行ったときに、ラジオを聞いてる方から、「ラジオ聞いてます。なんか、キャラ違いますね。」みたいなこと言われて。
その方たちから見るとラジオの私が私のキャラじゃないですか?
でもステージでは変なこと言わんし。
まぁ、別にラジオでも変なこと言ってないですけど(笑)
Y
「なしじゃー!」って言わへんの。
I
じゃあ。今度から使います(笑)
で、話を戻しますけど、パニクルーさんとの初しゃべりがラジオ収録なんですよ。
で、内容が内容じゃないですか?
だから、ラジオの内容がそのままパニクルーさんのイメージなんです。
で、ラジオ収録で「RESCUE」っていう曲を聞いて、歌詞はよくわかってなかったんですけど、かっこいいなっと思って。
それからパニクルーのCDをいただいて、歌詞を見てみたら、なんかチャラチャラした内容で。
もう、ラジオでしゃべっている通りの内容で(笑)
Y
いや…もう…これしかないな、と思って。
植木に「おれにぴったりの曲を用意してくれ」って言われて、あった!と思ってこれ(RESCUE)を用意したらすごい喜んでくれたから、じゃあこれで行こうかって。
作ってくれた人も「これ、ただの遊び人の歌ですけど、大丈夫ですか?」って言ったんだけど、「本人も喜んでるから大丈夫」って(笑)
I
好きな曲なのに、歌詞見たら「遊び人で何が悪い」みたいな歌詞で、「こんな歌なん??」って思いました。
Y
もう開き直ってるからな。
I
でもみんな踊りすごいし、豪さんは舞台とかもやってるし、ちゃんとしてるんやって思いました。
Y
そりゃ、ちゃんとしてるから芸能生活送れてるんやん!
I
もう、私の中ではラジオのキャラがすべてなので。
Y
俺とか仕事とプライベートの差がなくなってきて危ないねん。
仕事は仕事のスイッチが入るやんか。そのスイッチが壊れた(笑)
もはや、楽しんで生きていこうと思ってるんやけどね。
自分じゃない自分を創ったほうが売れたりすることもあるんやろうけどな。
プライベートは全然違うけど、ステージ上ではかっこええとか、みんな使い分けてるやんか。
もう、おれ、ステージでも素のままで出て行くから。
I
それはそれでいいんじゃないですか?
Y
アーティストとしてはあかんのかもしれへんけどな。
生きてて楽しいねんな、その方が(笑)
キャラを作ってたときもあったんやけど、変えてん。
サングラスキャラになってん。
それまではラップとかしてても、お客さんの目線が植木の方に行ってたりすんねん。誰も聞いてへんやんって。
で、サングラス掛けたら、ファンが食いついてくるわけよ。
「なんでサングラス掛けるんですか」って。「目がチャームポイントじゃないの?」って。
I
あんまりサングラス掛けてるところ見たことないですけど。
Y
本番のときはいつも掛けてるよ。PVでも掛けてるよ。
おれの格好でサングラス掛けてると、近よりがたくなるねん。
それぐらいがちょうどええねん。
話しかけづらいぐらいの方が。
I
私の中では洋平さんって、ドナルドダッグみたいなイメージなんですけど。
Y
全然わからへん(笑)
I
ちょこまかしてるイメージ。
Y
間違いないよ、それ。
何歳になってもチャレンジするっていうのを、アヤメンにも学んでほしいよね。
別にアヤメンがキャラクターに悩んでるとは思わへんけど。
基本おれはシャイやねん。
I
え?
Y
ライブとか見に行っても、「Hooooo!!!!!」なんて言われへんもん。
I
(苦笑)
Y
あなたは言えるだろうけど、俺は言われへん。
心の中では思ってるんやけどな。
I
それを出していきましょうよ。
Y
みんなが恥ずかしがるところでは、まったく恥ずかしくないねん。
みんながかっこつけるところでは絶対かっこつけへんのやけど、みんながかっこつけへんところでは、みんなと一緒になるのがいややねん。
とにかく、みんなと一緒になることがいややねんな。
I
それはわかります。
Y
たぶんな、ダウンタウン世代はそうやねん。
I
どういうことですか?
Y
ダウンタウンを見て育った世代は普通のことを嫌う世代やねん。
I
わたしも見てましたけどね。
Y
だからちょっとそういうのが入ってんちゃう?
ダウンタウン世代の業界の人は、なんかぶっ飛んでる感じがする。
うちのメンバーとかそんな感じやもん。
I
よく集まりましたね、そんなぶっ飛んだ人ばっかり(笑)
Y
もともと別々のチームのリーダーだったやつやねん。
それが集まったから、そうなんやねんな。
俺たちがやってたブレイクダンスが下火になってきて、数も減ってきて。
古い踊り扱いされてて。
で、これはやばい、力を合わせて盛り上げようってことになって、うまいやつらが集まってコンテストに出て、優勝していった。
それがパニクルーの前身やねん。
I
そのときのメンバーは今のメンバーですか?
Y
パニクルーと、大阪にも3人おって、11人でやってた。
I
パニクルー、長いですよね?
Y
付き合いで言ったら、18年くらいかな。
もう、人生の半分一緒におんねん。
I
いやになったりしないんですか?
Y
そこが面白くて、みんなやりたいことの方向性が違うから、協力しあうよね。
たとえばホーリーが服屋やってたら応援するし。
それをやってるからパニクルーがどうこう、っていう話はしないし。
I
おとなですね。
Y
C-ZONEのメンバーとか会ってないの?
I
会いますよ。
Y
オリエンタル…なんだっけ?
I
オリエンタル・シンフォニック・ロック。夢と静香ですね。Verge。
最初はC-ZONEは6人いたんですけど、いま事務所に残ってるのは半分です(笑)
Y
前はアイドルだったわけじゃん。
俺も今、アイドルをプロデュースしてるから知りたいんだけど、アイドルの苦悩って、なに?
I
もともとアイドルになりたくて集まったわけじゃなかったので…
歌手になりたくて、最終的にはソロになりたかったんですけど、やれることならやってみます、っていうことで、取りあえずやってみて。
最初は何もわからないまま、言われるがままやっていて、何年かやって、慣れてきて。
他のアイドルとも共演するようになって、自分が思ってたのと違うんですよ。
最初のうちは、「出来ないから無理」って言っていたようなことを、他のアイドルたちはやってて、何が正解かわからなくなってきて。
あとは…他のグループから勝ち上がっていかなきゃいけない、みたいな、戦いが嫌で…
あと、グループ内でも戦いがあるし(笑)
Y
こわいよな、女の戦いみたいで。
I
悪い意味じゃなくて、よきライバル、みたいな。
でも、同じグループのメンバーだと、そもそも似たような子でグループを組まないので、それぞれ個性が違うから、普通の生活をしてたらそれほど仲良くならないような子と一緒になれて、そういうのは面白いですけどね。
Y
おれも社会人を経験してたときに思ったけど、それまでは当たり前のように友だちを選んできてるやんか。
だから、自分に合う人が友だちにおるねんけど、会社におったとき、自分が全然認めてない上司がおって、そんなやつに「お茶入れて」みたいなこと言われて。
「自分で入れろや」って思うんやけど、パッてお茶入れたら「こんなん注ぎすぎやろ!こんないっぱい飲めるか!」とか言われて。「じゃあ自分で入れてください」って返した(笑)
その時から変に思われてた。
たとえば残業とかあるやんか。
おれ、それが嫌で、自分の仕事が終わったら帰るって決めててん。
人の仕事には付き合わないって。付き合う必要がないって。
ある時、自分の仕事が終わったから「じゃあ先に帰ります」って言ったら、上司に「ちょっと待て」って言われて。
「お前、先輩が帰る前に帰るってどういうことや?」みたいに言われて。
「それは仕事が終わってないから残ってるんでしょ?俺は終わったから帰ります」って言ったら、
「そんなんじゃ社会人としてやってられないぞ」って、めっちゃ怒られて。
それで俺も思うわけよ。
「なんなんだこいつら」と。「社会ってこんなんなんや」って思って。
ダンスの世界だと実力が全てやんか。
今にして思えば、辞めた原因は人が全てだったなって分かるんやけど、若い時はそう思って。
当時、結婚を考えてる人がおって、「ダンスじゃ食われへんな」って俺が勝手にダンスに見切りをつけて、大学も行ってたから卒業したときに就職して。
その子は看護士をしてたんやけど、まわりの看護士は結構お医者さんとかと付き合うから、俺に不安を抱いたんやろな。
それを俺も察知して、別れる事になって。
別れる時になったら、その子が「ダンスをやってた時の方がキラキラしてたよ」と。
「いやいや、あなたのためにダンスをやめたんでしょ」って思ってんけど、「あなたのためって言うのもあるけど、でも自分で見切りを付けたよな」っていうのもあって。
たまたまその時、もう一回パニクルーのメンバーのステージを見に行ってん。
パニクルーも一回解散してて、もう一回集まってショーがあって、そのタイミングでたまたま見に行った時に、すげーみんながキラキラしてて。
もう涙流しながら、俺はこの人たちに憧れてダンスを始めて、でも今は辞めてる自分がおって。
この人たちはバイトとかしながらキラキラしてる、片や、訳分からん奴にお茶を汲まされ…なんじゃこれと。
あ、辞めよ、会社って思って。
で、すぐ辞めて。
それから半年後ぐらいにパニクルーに入って、それからダンスで日本一になったらすぐ事務所から声を掛けられて。
ダンスでメシ食っていきたいって思ってたから、「よし!来た!」って思って。
そしたら訳分からん歌うたわされて(笑)でも頑張ってやってって。
パニクルー結成したときの夢が「HEY!HEY!HEY!」に出ることやったん。ダウンタウン世代やから。
で、「HEY!HEY!HEY!」に出た時に、別れた彼女から電話がかかってきてん。
I
おっ!
Y
「あの時、別れてよかった」って。
「もし結婚してたら、いまのよーちゃんおらんかった」って言われて。
お前は幸せになったん?って聞いたら、
「私はお医者さんと結婚して、お金には困らないけど、幸せではないです」と。
I
おぉ!
Y
すごい深いな、って思ったわけよ。
だから、やりたいことをやるっていうのは、すごい大事だなって。
あの時、一歩踏み出したことがすごい大事やったなって。
アヤメンもアイドルから一歩踏み出したわけよね?
I
いや、私はアイドルやるときに一歩踏み外しました(笑)
やからいま調整中です。
Y
いまおれ自身、プレイヤーでもあるけどプロデュースもやってるから思うねんけど、いまの音楽シーンって、なにが正しいかわからんくなってんな。
おれは何が正しいか何回も気づいて生きてきたわけよ。
パニクルーって、人気すごかったわけ。
ストリートやったら1000人集まり、レギュラーが決まり、デビューライブ3000人、オリコンTOP10、テレビにも出て。
ファンクラブも全盛期は7000人ぐらいおったし。
怖いことがなかったんな。
で、その後、ダンスをおろそかにしてな。
忙しくて練習も出来んかったんやけど、「ダンスでメシ食われへんやん」ってなって。
で、なんかしらんけど「トークや!」ってなって(笑)
またダンスをおろそかにして。
植木とかはずっとダンスって決めてやってきてん。
おれ、すぐそういうのぶれるタイプなんやな。
すごいトークの勉強をして。
でも、トークじゃ無理やってはっきり気づいたときがあって。
中山秀征さんを見てて、とりあえずいろんなトークに入っていくねんな、どこを使われてもいいように。
こんなん勝たれへんって思って。
よく考えたら、お笑いやってる人が「おれダンスは負けへん」っていうのと同じことやもんな。
で、アーティストで面白いほうがええやんってなって。
ダンスをやって、トークもやって、で、今に至るんやけどな。
I
なるほど。
Y
おれが唯一、叶わなかった夢が「武道館にワンマンで立つ」っていうので。
パニクルーが代々木第二体育館でやったんやけど、その時も「武道館にするか、代々木第二にするか」で会議したん。
おれとモリチは「武道館にしたい」って言うたんやけど、他のみんなは「もうちょっと段階踏んでこうよ」ってなって。
でも、もし無理して武道館やったら、俺、もうやってなかったかもしれん。
I
もう目標を達成したってことで?
Y
そうやな。もう裏方でええやって思ったかもしれん。
で、その後、パニクルー自体がぶれだすんだよね。
歌は限界あるから、舞台をやろうってなって、そっちをやってる間に迷走していって…
これじゃアカンってなって、メンバーそれぞれで会社を立ち上げるんだよね。
植木は事務所に残ってんけど。
その時はもう、パニクルーとしては、さらに上は目指してなかってんな。
服屋やったり、ビジネスっていうか、みんなそれぞれやりたいことをやっていきましょうってなって。
でも俺はどうしても武道館に行きたいって思って、それですぐ「回転ソバット」っていうのを作って。
おれは音楽活動を続けていこうって思って、パニクルーを超えるアーティストを作ろうと思って。
でも、超えられるメンツを揃えたんやけど、越えられへんかった。
つぎは「Reboot」っていうユニットを作って、世界チャンピオンとかを集めてデビューして、絶対売れるって思ったからスタジオ作って。
そしたら全然売れへんで、スタジオめっちゃたいへんで(笑)
それで気づいたのが、これだけすごいやつを集めてもパニクルーには叶わへんわけよ。
やっぱりこの人たちって、俺が10代のときにすごいキャラクターを持った人たちだと思って憧れて入ったけど、やっぱりすごい人たちやったんや、って。
I
再確認できたんですね。
Y
みんなそれぞれビジネスで成功してるからすごいなとも思うねんけど、やっぱり武道館を目指したいわけよね。
でももう自分が率いるチームで2回目指したわけよ。
もう俺もおっさんやし、これは無理やと。
このままもう一回、自分がチャレンジする気力は、もう無いと。
だから俺自身はもう自分のチームは組まずに、パニクルーとともに進んでいこう思った。
で、プロデュースをしようと。
で、パニクルーみたいなキャラクターを持ったグループを作りたいなと思って。
でもダンスグループを作りたいわけじゃなかった。
I
あ、キャラクターがパニクルーみたいな、っていうことですね。
Y
で、アイドルを作ろうと思って「Chu-Z」を作って、これで武道館を目指そうと。
I
アイドルの仕掛けって、すごいですよね。
メンバー内で競わせてみんなが頑張るようにしたり、それをファンの方に見せたり、それがすごいなと思って。
Y
でも、アイドルはかわいくなくちゃあかんねん。
いま、企画だけ面白くて、かわいくないのいっぱいおるやん。
昔のアイドルって、みんなかわいかったねんな。
あと、曲も、オタク受けする曲とかにしてまうやん。
それじゃあかんねん。
時代を作ってきた人たちは、「今はこれやで!どう?」みたいな曲をボンっって出してくんねん。
だから、ファンが賛同したときに一気に行くわけやん。
だから俺は、曲だけを聞いてもカッコよかったり、かわいかったり、そういうのを大事に考えてる。
それで、かわいい子たちが踊ってて。
企画的に弱いよな、とか言われることもあるねんけど、そうじゃないねん、素材やねん、って。
いまはみんな麻痺してるけど、最終的にそれに気づく時がくるだろうと思って、ストレートだけを打ってんねんな。
でもいい部分は取ってくねん。カフェ作ったり、色推ししたり。
I
先々どうやっていくかも考えてるんですか?
Y
5年計画ぐらいで考えてて、2012年はワンマンをやるって決めて、7月にイベントデビューして、12月にワンマンライブをやって。
その時から、まだ決まってないのに「来年(2013年)2月、CDリリース決定!」って書いて、そこから頑張ってCDデビューを果たして。
そうやって、計画通りに何でも進めていく、そうすると自力がついてくるねんな。
で、次はあれしよう、これしようみたいにどんどん考えていく。
I
ラジオで初めてゲストに来ていただいた時は、たしかまだライブにも出たことが無かったような…
で、次にゲストに来た時は「もうワンマンライブやります」って話になってて「はやっ!」って思いました。
Y
そうやろ?ワンマン、250人くらいお客さんが来てくれて。
ワンマンが成功すると、また次の仕事に繋がるねんな。
で、さらにいいイベントに出て行って。
CDデビューするときも、CDショップと組んで、しっかりとお店に置いてもらって、インストアライブも組んでもらって。
これはこれでひきつづきがんばっていこうと。


池田彩・佐々木洋平

Y
パニクルーも新曲3曲作ったんだけどな。
有名な方たちが参加してくれて。
I
どんな感じの曲なんですか?
Y
昔からお世話になっている井手コウジさんっていう方がいて。
新曲出そうよ、ってなったときに、もう一回井手さんに頼もうっていう話になって。
パニクルーの、俺がラップで植木がボーカルっていう、今の形を作ってくれたのは井手さんだから。
で、パニクルーが一番最初にお世話になったレーベルのコロムビアで再度出させていただいて。
自分たちも初心にかえろうと。
井手さんに「ラップは洋平考えたら?」って言われたんだけど、そこも井手さんに書いてもらって、それをコロムビアで出すことに意味があると。
初心にかえって、また頑張りますっていう意味を込めて。
残り2曲は、ひとつは「回転ソバット」のメンバーが詞を書いて。
もう一曲は板野友美の「Dear J」とかを書いてるカルロスってやつがおるねんけど、そいつにお願いして、詞は植木と俺で書いて。
今、こどもの中でダンスブームみたいのが来てるやんか。
だから、運動会とかで使うようなCDの中に収録されてるねん。
I
じゃあ、曲もこども向けな感じなんですか?
Y
おれのラップもツートーンぐらい高いねん(笑)
これでこどもたちがパニクルーを知ってくれたらいいかな。
DVDも付いてて、パニクルーのソロのダンスとかも収録されてて。
自分のやりたかったダンスを続けてきたから、こうやってまた仕事になるねんな。
自分の目指してきたものを大事にしていかないとダメやねん。
そういうことを、何回も気づいてきたから、ここまでやってこれたよね。
I
凄いですよね。メンバーも変わらずにずっとやってきて。
Y
そういうところを、みんな好いてくれるねんな。
twitterとかでたまに「まだやってるの!?」みたいなこと書かれるねん。
俺、それを見るたびに「まだがんばってますよ」って返す(笑)
I
続けていくことが大事ですよね。
Y
そうそう。
だから、パニクルーが解散することはたぶんない。
それぞれの活動が忙しくなってきても、解散はしない。
ファンの方には申し訳ないんやけどな、パニクルーとしての活動が少なくて。
I
でも、新曲出したし、またみんなで何かしないんですか?
Y
スケジュール合うかな(笑)
でも、やっぱりパニクルーはすごいねんな。キャラが強いねん。
I
アーティストやけど、芸人みたいなところもありますよね(笑)。
Y
モリチがもう少し面白かったらもっと売れたかもな(笑)
まあ、俺は24歳で会社辞めて、パニクルーになって、今でもこうやって続けていけるんで、ほんとうに全ての人に感謝です。

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